初期研修プログラム
初期研修医 待遇・応募要項研修の特徴
研修の特徴①(総合内科)
当院の内科は専門分化されていないため、消化器疾患、循環器疾患、感染症など様々な疾患に対応しており、同時期に多様な疾患を持つ患者の担当になることができます。
担当症例数や疾患については各医師のスキルやニーズに応じて指導医が割り振っています。
研修医が少ないため、手技も多く経験することが可能です。
また各科の垣根は低く、気軽に相談できる環境の研修です。
研修の特徴②(地域医療)
地域の病院・診療所や高次機能病院との密接な連携のもと、地域医療を展開しております。
当院を含めた地域医療振興協会の基幹型研修病院での研修では地域医療研修を3ヶ月以上設けており、研修場所を当協会が運営する数々の地域医療機関や県内MMC卒後臨床研修センター参加病院や施設から選べます。
研修の特徴③(精神科)
これからの高齢化社会において心の病を抱える老人の増加が予想され、初期研修中に精神疾患患者の対応を身につけておくことは、今後の診療に大きく役立つと考えられます。
当院では総合病院には数少ない精神科病床(100床)を併せ持ち、初期研修では、精神科病棟以外に外来にて初診時の問診を担当することができます。
ローテート科/研修病院
【必須科】
・内科 ・外科 ・救急部門 ・小児科
・産婦人科 ・精神科 ・地域医療
【自由選択科】
・麻酔科 ・整形外科 ・脳神経外科 ・呼吸器外科
・泌尿器科 ・眼科 ・耳鼻咽喉科 ・放射線診断科
・病理科 ・皮膚科 ・脳神経内科 ・緩和ケア科 ※その他多数
【協力型臨床研修病院】
・横須賀市立総合医療センター ・東京ベイ・浦安市川医療センター
・練馬光が丘病院 ・三重県立総合医療センター
・横須賀市立市民病院 ・市立四日市病院
・伊東市民病院 ・鈴鹿中央総合病院
・石岡第一病院 ・三重中央医療センター
・日光市民病院 ・三重県立こころの医療センター
・西吾妻福祉病院 ・三重大学医学部附属病院
・町立湯沢病院 ・市立伊勢総合病院
・上野原市立病院 ・松阪市民病院
・いなべ総合病院 ・松阪中央総合病院
・済生会松阪総合病院 ・藤田保健衛生大学七栗記念病院
・市立大村市民病院 ・伊勢赤十字病院
・公立丹南病院 ・津生協病院
・東京北医療センター ・鈴鹿回生病院
・市立恵那病院 ・四日市羽津医療センター
・市立奈良病院 ・桑名市総合医療センター
・公立黒川病院 ・名張市立病院
・村立東海病院 ・尾鷲総合病院
・飯塚市立病院 ・三重県立一志病院
・台東区立台東病院 ・岡波総合病院
・紀南病院 ・遠山病院
・亀山市立医療センター ・伊賀市立上野総合市民病院
・永井病院 ・三重病院
・菰野厚生病院 ・松阪厚生病院
・有田市立病院
【臨床研修協力施設】
・女川町医療センター ・越前町国民健康保険織田病院
・あゆみ診療所 ・町立南伊勢病院
・鳥羽市立神島診療所 ・三重県伊勢保健所
・与那国町診療所 ・揖斐郡北西部地域医療センター
・東通村診療所 ・磐梯町保健医療福祉センター
・小笠原村診療所 ・東京都神津島村国民健康保険直営診療所
・公立久米島病院 ・六ヶ所村地域家庭医療センター
・いなずさ診療所 ・おおい町保健・医療・福祉総合施設診療所
・伊豆今井浜病院 ・地域包括ケアセンターいぶき
・山北町立山北診療所 ・公設宮代福祉医療センター
・シティ・タワー診療所 ・十勝いけだ地域医療センター
・鳥羽市立桃取診療所 ・関市国民健康保険津保川診療所
・戸田診療所 ・西岡記念セントラルクリニック
・あま市民病院 ・真鶴町国民健康保険診療所
・おかむね医院 ・済生会明和病院
・志摩市民病院
ローテートスケジュール例/先輩の声
単位:週
1年次 | 1~5週 | 6~10週 | 11~14週 | 15~18週 | 19~23週 | 24~27週 | 28~31週 | 32~35週 | 36~40週 | 41~44週 | 45~48週 | 49~52週 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
内科 | 救急科 | 外科(整形) | 精神科 | |||||||||
2年次 | 1~5週 | 6~10週 | 11~14週 | 15~18週 | 19~23週 | 24~27週 | 28~31週 | 32~35週 | 36~40週 | 41~44週 | 45~48週 | 49~52週 |
小児科 | 産婦人科 | 地域医療 | 選択 |
・先輩研修医の声
*三重県立志摩病院 初期研修のメリットについて
<山本 浩之 医師> 初期研修医
志摩病院で研修をさせて頂いている研修医1年目の山本です。このホームページを見て頂いている学生の皆さんは、研修先病院を決めるマッチングについて、色々なことを悩まれていると思います。私自身が学生の時もマッチングについて友人たちと情報交換会をファミレスで何度も開いて話し合いましたが、正直なところ、病院のホームページの情報は病院ごとに掲載項目が違っていたり、そもそもあまりしっかり記載がされておらずよくわからないことが多かった記憶があります。マッチング口コミサイトの情報も書き込む方によって逆のことが書かれていたりで混乱しました。ですので、やはり一番情報の確度が高いと感じたのは実際に見学に行ってそこの研修医の方に直接聞く事でした。当院に少しでも興味のある方は是非、一度見学に来て私に聞いてみてください。正直に全て答えさせて頂きます!笑
さて、ここからは当院での研修のメリットとデメリットについて説明させて頂きます。まず、デメリットとしましては、高エネルギー外傷や脳梗塞の血栓回収治療などは経験できないことや小児科、産婦人科が院内で研修できないことです。メリットとしましては、研修期間の半分に当たる12か月間院外の病院で研修できることです。多くの研修病院では、研修を行う病院を吟味に吟味を重ねて選び抜いても同期や指導医に恵まれなければ充実した研修を行うことは難しくなると思います。しかし、当院では万が一、環境に馴染めなかったとしても三重県内の主な病院や北は北海道から南は沖縄までのJADECOM関連病院に12か月間行くことができます。選択肢の多さは全国トップクラスなため、自分にあった研修病院を選べる確率が高くなるためリスクヘッジとしてもお勧めできます。もし興味が湧きましたら交通費も出るので旅行がてら気軽に見学に来てください!
<全 泰佑 医師> 初期研修医
こんにちは。三重県立志摩病院初期研修医1年目の全泰佑です。当院の初期研修プログラムに興味を持って下さりありがとうございます。当院のプログラムは様々な点で学生もしくは既卒の皆様に自信をもっておすすめできます。第一に院外研修における選択肢の広さです。三重県内ならMMC連携病院群から、日本全国なら地域医療振興協会の連携病院群から院外研修先を選択することができます。院内だけではなく院外でも最大12か月間研修することで当院での研修の不足分を補うことができます。それだけではなく院外に出ることで改めて当院の良さも知ることができます。例えば、当院の職場は事務職から医療現場までとても雰囲気の良いところです。そのため、医療従事者だけではなく職員さんもとても親切で私たち研修医を育てようという温かい心を持っています。それは当院で毎日働いて実感できます。
当院の雰囲気の良さや働きやすさを肌で感じてほしいので、当院のプログラムにご興味を持ってくださるならぜひ見学にいらっしゃってください。研修医一同心からお待ちしております。拙い文章を読んで下さりありがとうございました。
<中井 颯太 医師> 初期研修医
当院は三重県の志摩地域にある総合病院で、350病床のうち100床が精神科病床になっています。初期研修の必修科のうち、院内で研修できるのは内科、外科、整形外科、救急、精神科です。小児科、産婦人科、三次救急、地域医療(3か月以上)は院外で研修が必要です。
当院の内科は総合内科で、研修中は内科系のどの疾患も担当する可能性があるため、幅広い鑑別を考える力が身につきます。内科系救急で担当した症例はその後、上級医と2人でディスカッションしながら最後まで治療を行うため、担当した疾患の入院から退院までの流れが理解できます。上級医の見守りのもと、診察、手技、急変時対応、他職種の方々とのかかわりを経験でき、その都度フィードバックをもらえます。上級医は毎月変わるため、多くの流派に触れるなかで自分のスタイルを確立できます。
救急外来では、研修医はファーストタッチと上級医へのプレゼンテーションを行います。二次救急なので急性期の脳梗塞や心筋梗塞は転院搬送となりますが、common diseaseは十分に経験し、対応できるようになります。三次救急の経験は院外研修で補えます。
地域の病院のため、他職種の方々の名前と顔を自然と覚えて仲良くなれます。それぞれの専門の立場から教えていただけることはとても貴重な経験で、当院で研修する大きなメリットだと思います。
院外研修では三重県内のすべての臨床研修基幹病院、地域医療振興協会関連の医療施設とも提携しています。主に関東圏の都市部にある急性期の大病院から全国各地の離島や山間部などのへき地診療所や福祉施設まで、多様な医療を学ぶことができます。交通費も宿泊費もすべて病院側が負担してくださり、研修医は研修だけに集中できる環境が整っています。
研修医の間に幅広い経験ができることが、当院の研修の最大の魅力です。興味のある方は一度、病院見学へお越しください。
初期研修医 待遇・応募要項
身分 | 公益社団法人地域医療振興協会 正職員 |
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給与 | 1年次 年俸650万円程度(手当含む) |
諸手当 | 通勤手当、扶養手当 等 |
当直 | 月4回程度(最大5回まで) |
休暇 | 有給休暇(1年次10日、2年次11日)、夏季休暇(3日)、年末年始休暇、慶弔休暇等 |
宿舎 | 医師宿舎あり |
健康管理 | 定期健康診断(年2回)、予防接種 |
応募資格 | ・第120回 医師国家試験合格見込みの者及び医師免許取得者 |
募集人数 | 3名 |
試験日程等 | 試験日程: 令和7年度 8月8日(金) 14:00~ 試験会場:三重県立志摩病院 ※日程や試験会場にいては遠方である等、やむを得ない事情がある場合はご相談下さい。 |
選考方法 | 面接試験 ※日程や試験会場にいては遠方である等、やむを得ない事情がある場合はご相談下さい。 |
応募書類 | ・履歴書 ダウンロードはこちらから ・卒業証明(見込)書 ・自分の特技を証明できるもの(写真、賞状等) ※面接時にお話する、話題の参考にさせていただきます。
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応募締切 | 【願書提出締切り】令和7年度 8月4日(月)必着 |
応募方法・連絡先 | 〒517-0595 三重県志摩市阿児町鵜方1257 三重県立志摩病院 総務課 臨床研修事務担当者宛 (封筒の表に「臨床研修医願書在中」と朱書きして下さい)
電話0599-43-0501 FAX0599-43-2507 E-mail:shima-mmc@jadecom.jp ※病院見学は随時受け付けております。 下記、お問い合わせフォームよりご連絡下さい。 折り返し担当者よりご連絡致します。 |